第19回『周りの人にストレスを与える人の特徴』

みなさん、こんにちは。
株式会社アドバンテッジリスクマネジメントのキティこうぞうです。
さて、前回「ストレスのたまりにくい人」は「周りの人にストレスを与える人」になっているというお話をさせていただきましたが、今回はその続きのお話をします。

以前、「ストレスは人によって感じ方が違う」というお話をさせていただきました。
つまり、みなさんの周りにはストレスのたまりやすい人もいればストレスのたまりにくい人もいます。
その中で、みなさんにケアしていただきたいのはストレスのたまりやすい人たちです。
その人が心の病にならないように、その人たちから相談を受けたり、一緒にストレスの解消をしてあげたりしていただきたいのです。
ただ、ストレスのたまりにくい人たちにも注意が必要です。
なぜなら、ストレスのたまりにくい人たちがストレスのたまりやすい人に対してストレスを与えている可能性が高いからです。

ストレスのたまりにくい人がなぜ周りの人にストレスを与えるのか。
前回お話したように、ストレスのたまりにくい人は自分の視点を持っている人(自分から見た方向でEを書く人)で、自己表現がしっかりできる人です。
でも、言い方をかえると他人のことあまり考えずに自己表現をしすぎる傾向があるのです。
そのため、いくらみなさんがストレスのたまりやすい人のケアを行なっても、その人の周りにストレスを与える人が存在すると、ストレスのたまりやすい人のストレスは少なくなっていきません。

みなさんの周りにも職場であなた自身にストレスを与えている人はいませんか?それは誰ですか?あなたの上司ですか?では、その人はどんな場面であなたにストレスを与えていますか?
人はどんなときに相手にストレスを与えるのかというと、それは主に会話をするときです。
では、どんな会話が相手にストレスを与えるのでしょう。
周りの人にストレスを与える人の一番の会話の特徴は「しゃべりすぎ」です。
みなさんの周りにもいませんか…こちらが一言しゃべると、十言ぐらい返してこないと話が終わらない人。
このような人と会話をすると、こちらはしゃべりたくてもしゃべることができなくなり、ストレスを感じるのです。
それが職場で毎日続くと、だんだんストレスがたまってくるのです。
これが周りの人にストレスを与える人の特徴です。

あなた自身がしゃべりすぎの人を注意して直すことができなくても、今お話したことを理解するだけでもストレス耐性(メンタルタフネス)は高まります。
みなさんの周りでストレスを与える人が今度あなた自身に会話でストレスを与えてきたら「あ~、これがストレスを与えるってことなんだ…フフフ」と笑い飛ばしてみましょう。
人間は物事の受け止め方を変えるだけでストレスに強くなれます。
常に自分にストレスを与える人を笑い飛ばすことができれば自分の体にはストレスはたまりにくくなります。
まずはこれを実行することをストレス耐性を高める第一歩にしてみてください。

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