第9回『やってみよう!ミュージックセラピー』

みなさん、こんにちは。
株式会社アドバンテッジリスクマネジメントのキティこうぞうです。
さて、今回はまず3つのストレス対処法の種類を勉強します。

1つ目は「ストレスの原因を排除する」という方法です。
これは、たとえば「暑い、寒い」というストレスであれば、エアコンを買って取り付ける。
朝の通勤電車が「つらい、疲れる」のであれば、時間を早くして出勤する。
近所の人間関係で悩んでいるのであれば引っ越すなど、ストレスの原因を取り除くという方法です。
2つ目は「たまったストレスを解消していく」という方法です。
ストレス解消法を覚えて、毎日実践していく方法です。こころをリラックスさせたり、ストレスを発散してスッキリさせる方法を身につけます。
これがストレス対処法の中心になってきます。
3つ目は「ストレスに強い体をつくる」という方法です。
多少ストレスがたまっても大丈夫な体をつくるのです。
「たまったストレスを解消していく」というのが、とりあえずストレスを少なくする対処療法であるのに対し、ストレスをたまりにくくするという抜本療法です。

ストレスの原因を排除できればいいのですが、それができなければストレスを受けた後に解消していくことになります。
今回からは、ストレス解消法として「こころをリラックスする」ための方法を数回にわたってご紹介していきます。
まずは私がお勧めする「ミュージックセラピー」からスタートしましょう!

ミュージックセラピーは音楽を聞いてリラックスする方法です。
みなさんの中には、自分の好きな歌手の音楽や好きなジャンルの曲を休みの日や夜寝る前に聞いている人もいると思いますが、私のお勧めするミュージックセラピーは少し違います。
みなさん一度、CDショップに行って「癒し(いやし)の音楽=ヒーリングミュージック」のコーナーを見てください。
最近ではかなり多くのCDが並んでいます。
このCDの中には医者が監修したものも多く、臨床実験などでリラクゼーション効果が証明されているのです。

人間は「緊張」や「イライラ」が続いてストレスがたまってくると、「β(ベータ)波」という脳波があらわれます。
逆に、心身ともにリラックスした快適な状態が続くと「α(アルファ)波」という脳波があらわれます。
癒しの音楽のCDを聴くことによって、ストレスを和らげる「α波」が自律神経に直接働きかけて緊張を解き、さらに思考力や集中力が活発化させて病気も予防してくれるのです。

CDのタイトルも「ストレスを解消する・・・」「うつ病を予防する・・・」「ぐっすり眠れる・・・」などがあり、自分の気に入ったタイトルで選ぶこともミュージックセラピーの楽しみの一つです。とりあえず、一度CDショップに行ってみてください。

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