第20回を迎えた沖縄ピースすてーじ。沖縄戦の実相、基地問題を学ぶ

 情報労連は6月23日(土)~25(月)までの3日間、2012沖縄ピースすてーじを開催。全国から約340名、地元沖縄から約150名が参加しました。

【1日目】

初日は情報労連の結団式を開催しました。結団式で情報労連加藤委員長は「米軍基地が沖縄に集中している現実を見つめ直し、基地問題や安全保障問題を考える機会として欲しい」と述べました。またこの中では、歌や琉球空手などを織り交ぜながら、琉球王朝からの沖縄の歴史や沖縄戦の悲惨な状況を一人芝居で紹介するスーパーバスガイド崎原真弓さんの舞台に多くの参加者が感銘しハンカチを握りしめながら観賞されていました。

【2日目】

嘉手納基地の周囲約17キロを行進する「嘉手納基地周回行動」を実施。「基地問題」「日米地位協定の見直し」「オスプレイの配備反対」などを力強く訴えながら行進しました。参加者自らの足で基地の大きさを体感することで、沖縄の現状を学びました。その後、参加者全員で糸満市摩文仁に移動し、「逓魂の塔」の前で慰霊式を開き、沖縄戦の犠牲者を追悼しました。

【3日目】

「平和記念資料館」や「平和の礎」「ひめゆり平和祈念資料館」「糸数濠(アブチラガマ)」などの戦跡、嘉手納や普天間基地をめぐる学習行動を実施し、沖縄戦や基地問題について学びました。
解団式の後は、明日Earthの旗が広島現地実行委員会へと手渡されました。情報労連の平和行動は9月の根室まで力強く運動を展開していきます。

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