軍都だった広島から、平和への祈り

  沖縄からのリレーを受けて、8月4日から6日には平和行動第2弾「広島ピースフォーラム2011」が開催されました。

【1日目】開会式

この日集まった参加者は約200人。開会式では、ビデオ上映「ヒロシマ・母たちの祈り」や、佐々木貞子さんの甥にあたる佐々木祐滋さんの演奏「INORI」、そしてNTT労組退職者の会広島県協・松木会長の被爆体験談を通して、核の恐ろしさ・悲惨さを心に刻みました。
その後は連合・原水禁・核禁会議合同主催の「核兵器廃絶2011ヒロシマ大会」に参加し、情報労連も折鶴を献納しています。

【2日目】軍都ウォーク、慰霊式

5日は朝から盛りだくさんの一日です。

  • 平和公園からピース・ウォーク
  • 資料館見学
  • 平和の塔から宇品凱旋館への「軍都ウォーク」
  • 情報労連慰霊式

メインイベントは軍都廣島を学ぶ「軍都ウォーク」と、基町・比治山・袋町での「情報労連慰霊式」。基町慰霊式では野田副中央執行委員長が「NPT再検討会議で採択された行動計画の実践と、核兵器の一掃に向けて、核の非人道性・愚かさを訴え続ける」と宣誓し、参加者全員で犠牲者への黙祷・献水を行いました。

【3日目】地図から消された島~大久野島~

最終日となる6日は、8時15分に黙祷。その後NTT労組・広島県グループ連絡協議会Frage(青年)の皆さんによる「地図から消された島~大久野島~」が発表されました。
大久野島は、戦時中に旧日本軍による毒ガス製造の拠点になった場所です。その歴史と現状を明らかにし、日本は戦争加害者でもあったというFrageの発表は、組合員の心に印象深く残っています。
最後は沖縄からつないできた明日Earthの旗を長崎へと手渡し、広島での平和行動を終えました。

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