平和な世界を次代に伝える!

ピースすてーじin東京2010が6月29日に開かれ、一般参加者を含めた約450人が訪れました。

イベントでは、“となりのトトロ”の歌い手井上あずみさんのコンサートや、クイズラリー参加者へのプレゼント抽選が行われ、参加者を賑わせます。

メインステージでは、構成詩『風化に抗して』を上演。作詞・作曲した川原務さんをはじめとした38人が駆けつけ、歌と演劇で原爆被害の悲惨さと平和を伝えていました。構成詩の上演中、長崎県協の上田事務局長が、5月にニューヨークで実施された核兵器廃絶行動について「自国の利害を優先して主張する国も多く、聞き苦しくてたまらなかった。世界の政治指導者は広島・長崎に来てほしい」と話しました。
(写真左:「風化に抗して」の上演)

広島や長崎の原爆被害や、沖縄戦や樺太戦などに関する展示と情報労連平和四行動に関する展示の他に設置された「昔あそびコーナー」「鳩笛絵付けコーナー」では、子どもたちが昔遊びを体験していました。
(写真中:平和の鳩笛絵付けコーナー)

加藤委員長は、「このイベントを本当の意味で平和とは何かを、一緒に考える機会にしてほしい」と語りかけます。参加者からは「労働組合がいろいろなことをやっているのがわかった」「たくさんの人がこのようなイベントの内容を知ってほしい」という感想がメッセージボードに残されていました。
(写真右:参加者が書き残したメッセージボード)

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