2018沖縄ピースすてーじを開催しました。

情報労連は、2018平和四行動のスタートとなる「2018沖縄ピースすてーじ」を6月23日(土)~25日(月)に沖縄県協と連携して開催し、本部加盟組織および各県協加盟組合から約250名、地元沖縄から約80名が結集しました。

初日(23日)は、「連合2018平和オキナワ集会」に参加後、情報労連「2018沖縄ピースすてーじ」の結団式を行いました。
主催者を代表して、情報労連・柴田書記長より「1945年の今日、沖縄における日本軍の組織的戦闘が終結しました。20万人を越す戦死者、その約半数に近い、9万4000人余りの戦死者が、兵隊以外の一般県民や子供です。沖縄の人たちが、米軍による本土上陸の防波堤として、多くの犠牲を払いました。そして今なお多くの犠牲を払っています。その象徴は、在日米軍基地です。日本全土に占める面積が0.6%の沖縄に、約70.3%の米軍基地が存在しています。今回の行動を通じて、沖縄に本当の戦後が訪れているのか、考えてください。
米軍機の墜落事故のニュースはよく耳にしますが、沖縄の日本復帰後に県内で起きた米軍機の墜落事故は約50件。1年に1回を超えるペースです。今月11日にも嘉手納基地所属の戦闘機が海上に墜落したばかりであります。日本政府は米国に対し、実効的な対応を求めているのか、再発防止策がなされているのか、沖縄の住民を守る気があるのか、憤りを感じずにはいらません。
沖縄を取り巻く課題について、本行動を通じて、見て・聞いて、実感して頂き、また、伝える行動とともに、これらの問題がどうあるべきなのかも考えてください。」
次に、現地実行委員会を代表して、沖縄県協議会・仲宗根議長は、以下の挨拶をしました。
「「沖縄ピースすてーじ」における行動は、大きく二つのテーマで行動・学習等の取り組みを進めています。
一つ目は「戦争の歴史を風化させない」取り組みであり、悲惨な戦争、戦火による犠牲者に哀悼の念を捧げ、「平和の尊さ」「戦争の愚かさ・悲惨さ」など、忌まわしい過去を学び、風化させない取り組みにつなげていただきたいです。
二つ目は未だ県民を苦しめる「米軍基地問題の実相」を「観て・聴いて・歩いて」感じる取り組みです。沖縄が抱えている問題を日本全体の問題として考えていただき、「在日米軍基地の整理・縮小」、「日米地位協定の抜本的見直し」に向けた取り組みのさらなる展開につなげていきます。」
続いて、組織内議員・吉川さおり参議院議員、石橋みちひろ参議院議員からは国会情勢等を交えて、改めて情報労連の平和の取り組みを国政の場で進めていくとの決意が述べられました。
引き続き、現地実行委員会・佐次田事務局長より、3日間の行動提起を受け、最後に、全国支援スタッフよりNTT労組東日本本部・村形由佳執行委員より団結ガンバローを力強く行い、結団式を終了しました。

2日目(24日)は、9時より平和祈念公園内 逓魂之塔(糸満市摩文仁)で慰霊祭を行った後、「平和祈念資料館」「平和の礎」にて学習を行い、13時より約5kmの米軍嘉手納基地周回行動を行いました。
慰霊祭開会にあたり、沖縄戦で亡くなった方々に哀悼の意と恒久平和を願い、全員で黙とうを捧げました。その後、情報労連本部ならびに電通共済生協からの献花と全国の情報労連各加盟組合・県協から寄せられた千羽鶴の献鶴を行いました。
慰霊祭終了後、沖縄市八重島公園に移動し、周回行動の出発式を行いました。周回行動では、基地のない沖縄、戦争のない世界平和の実現に向け、「基地返還」「日米地位協定の見直し」を求めるシュプレヒコールで、力強く訴えました。

3日目(25日)には、「糸数壕」「嘉数高台」などの戦跡と辺野古基地の建設予定地域周辺を巡る学習行動を実施しました。
学習行動では、①20万余の尊い命が失われた沖縄戦の実相、②占領地時代における沖縄の実情、③本土復帰以降、現在に至るまで沖縄が抱える諸課題、④沖縄へのさらなる基地固定化の懸念―等について、参加者全員が理解を深めました。
その後、沖縄国際大学の佐藤学教授による「沖縄の基地をめぐる状況―県内情勢を中心に―」と題した講演を受け、①本年2月の名護市長選挙後の「沖縄基地問題」、②「沖縄の基地問題」を知ること、③「米軍基地問題」「日米地位協定」は「沖縄問題」なのか――等について解説いただき、参加者全員で今沖縄が抱える問題を共有しました。

解団式では、連合沖縄・大城会長より「地域・職場に戻って、沖縄で感じたことを地域運動・取り組みで展開してほしい」との連帯の挨拶を頂いたのち、行動参加者からの報告として、萩原 杏奈さん(NTT労組 データ本部)、西 和宏さん(通建連合 コムシス情報システム労組)、五月女 麻友さん・國井 ナリフェルさん(KDDI労組)、田邊 朋之さん(千葉県協議会 新栄ユニオン)から、本行動を通じての報告が述べられました。
3日間の行動のまとめとして、情報労連・水野組織対策局長は、現地実行委員会ならびに現地支援スタッフの取り組みに敬意を表するとともに「この3日間の沖縄ピースすてーじを通じて、聞いて、実感したことを自分事化して伝えてほしい」と述べましてた。
その後「沖縄から広島へ!平和をつなごう」情報労連リレー行動として、明日Earthフラッグが、仲宗根現地実行委員長から広島現地実行委員会・広島県協議会 山根副議長に手渡されました。
最後に、情報労連・水野組織対策局長は、創り育てる平和の実現に向け、「団結ガンバロー」を力強く行い、「2018沖縄ピースすてーじ」の全日程を終了しました。

情報労連は、沖縄戦の戦禍に加え、辺野古新基地建設をはじめとする現在沖縄が抱える基地問題を五感で感じ、感じた内容を次世代に継承し、「日米地位協定の抜本的見直し」、「在沖米軍基地の縮小」に向けて、粘り強く取り組みを進めていきます。

 

なお、当日の様子は、「情報労連」Facebook内で、動画配信しております。

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