8月19~20日 北海道協議会 2017平和行動in稚内

8月19日、20日と北海道協議会主催で平和行動in稚内が開催されました。
組織内・石橋参議院議員を含め、道内外から70名弱が参加しました。

太平洋戦争終結間近の1945年8月に、ソ連軍が南樺太に侵攻し、当時、樺太の真岡(現・ホルムスク)郵便局で通信業務を死守しようとしていた9人の女性が戦火が迫る中、終戦5日後の8月20日に青酸カリを飲み、自らの命を絶ちました。

また、同年8月22日には、ソ連の潜水艦により3隻の樺太引揚船(小笠原丸、第二号新興丸、泰東丸)が轟沈・大破し、1700人以上の犠牲者を出した三船殉難事件が発生しました。犠牲になられたのはいずれも一般の方々です。小笠原丸については、海底ケーブル敷設船でした。

初日は札幌から稚内までの移動のバスの中で、真岡の九人の乙女の悲劇を描いた映画「氷雪の門」の鑑賞等で学習しつつ、
「小笠原丸慰霊の碑」、「三船殉難慰霊の碑」、「九人の乙女慰霊の碑」を巡り、参加者全員による黙祷をしました。
二日目は稚内市主催の「第55回氷雪の門・九人の乙女の碑平和祈念祭」に参加し献花を行いました。
参加者一同、亡くなられた御霊に対し、恒久平和の実現を誓いました。

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