1月27日に開催された4回目の明日知恵塾では、新たに国学院大学の学生が参加。これまでの参加校は7校となりました。
今回のテーマは「モチベーションってどこから来るんだろう!?」。長い職業生活で、社会人がどうモチベーションを保つのかという学生の疑問に、社会人が答えます!
冒頭で法政大学・藤村教授から「モチベーションの種類には地位・金・名誉がある。学生と社会人とでは受け止め方が違うが、学生は社会人から新しい視点を学び、社会人は就職当時の気持ちを思い出してほしい」という話がありました。
モチベーションをテーマにしたDVDの鑑賞後、グループディスカッションが行われました。学生たちは「やる気を出すためには、誰でも意見が言える職場の雰囲気が必要」「仕事を任され、その後フォローがある職場がよい」「自分の仕事を認めてもらいたい」「不安や悩みを聞いてもらえる上司がいれば、前向きに仕事ができる」と、モチベーションにつながる仕事のやり方を、学生の立場から考えていました。
藤村教授は、「人間は、社会の中である地位を占める実感をもちたい社会的動物。それが実感できるのは、自分の役割を達成できたときやまわりから認めてもらったとき。自分のやっていることに誇りを持てたとき、困難を克服して達成できる」と話し、モチベーションで重要なのは、お金や競争よりも信頼ややりがいだと力説しました。
試験期間と重なり学生の参加人数は減ったものの、話しやすい環境だったためかアンケートでは「内容が充実していた」と答える学生が多くいました。