第23回 社会人は謎だらけ?

学生と新入社員って、全然違う?それとも、ほとんど変わらない?
10月15日に開催された第23回明日知恵塾では、「新入社員は、会社に入って何が変わるの!?」をテーマに、13人の学生と10人の組合員が話し合いました。

 

今回の明日知恵塾は、フリーディスカッションが中心。学生の皆さんが気になること、社会に出る前に不安なことなどを、先輩方から自由に聞き出します。
仕事はつまらなくない? 転勤はしたくない? 嫌な上司はいない?
などなど学生の興味はつきません。そんな中、学生が抱く社会人像として盛り上がったのは、「いつもパソコンに向かっている」こと。そんなにパソコンでやることがあるのか、不思議に思えるようです。
さて気になる先輩からのお答えは「効率的に資料作成や業務連絡を行うために、パソコンのソフトを使う機会が増えた」。なるほど、さすが社会人、オフィスワークを少しイメージできた気がしますね。

ディスカッションの最後にまとまった、「働くこと」への意見を見てみましょう。

  • 時間が経つにつれて仕事のおもしろさがわかり、成長の循環ができる
  • マニュアル仕事を超えて、何ができるかが大事
  • 単純作業の大切さは、先輩から教わってはじめてわかる
  • 勤務地やライフステージ、顧客との関わり等の中で、やりたいことは変わることがある
  • 広い世界でたくさんの人と付き合い、知識を増やさなければいけない
  • メンタルヘルスを損なわないために、好きなことや趣味を充実させる
  • 仕事をするのは、お金のためだけじゃない

特に話題の中心になったのは、企業が新入社員に期待するという“コミュニケーション能力”と“チャレンジ精神”です。仕事におけるコミュニケーションとは何か。チャレンジするとはどういうことか。これから社会に出ていく学生たちにとって、先輩たちのリアルな経験談は何よりも参考になったことでしょう!

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