組織拡大を最優先課題に 2022年度運動方針を決定 第61回定期全国大会

 

情報労連は7月29日、第61回定期全国大会を対面とオンラインを併用して開催しました。構成員など約400人が参加し、2022年度運動方針などを決定しました。

 第61回定期全国大会は、2021〜2022年度中期運動方針の折り返しとなる中間年の大会。中期運動方針の実現に向け、2022年度運動方針などを議論しました。

 大会の冒頭あいさつした安藤委員長は、「組織拡大を2022年度の最優先課題と位置づけ、「2025年20万労連」に足がかりとしたい。組織拡大は組織の生命線であり、組合員数がこのまま減少すれば、産別として立ちいかなくなる恐れがある。組織人員の増加に向けて各組織が連携することの「気合い」を本大会で固め合いたい」などと組織拡大の必要性を強調しました。

 執行部は2022年度の運動の重点として、▼「25万労連の追求」に向けた着実な活動の展開▼加盟組合活動の充実に向けた支援強化▼産別政策の深化と実現▼政治啓発活動の推進▼社会的役割の発揮――を提起。質疑・討論を経て、2022年度運動方針を決定しました。

 また、大会では新規加盟組合として「ホテル武蔵坊ユニオン」の加盟を承認するとともに、規程類の一部改正、2022年度予算を確認しました。

 このほか大会では、ロシアによるウクライナの軍事侵攻を断固非難し、「創り育てる平和」運動を継承・強化する決意として、「ロシアのウクライナ軍事侵攻に抗議する特別決議」を採択しました。

 最後に大会宣言を採択。この中では、「不確実性が高まる中、健全な集団的労使関係を充実・強化し、働く仲間を守る闘いはますます重要になる」として、「組織の総力を挙げて『2025年度・20万労連』の着実な達成をめざす」決意などを固め合いました。

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