【開催報告】2024情報労連 平和四行動「第35回長崎平和フォーラム」

 2024年8月7日から9日にかけて「第35回長崎平和フォーラム」を開催し、全国各地から約150人の組合員と家族・退職者が参加しました。また連合の「連合2024平和ナガサキ集会」にも参加し、一連の平和行動を展開しました。

初日の7日は、NTT労働組合退職者の会の山本浩氏に、戦時中の厳しい生活や原爆投下直後の惨状、戦後の被爆の影響について貴重な体験を語っていただき、参加者全員で共有しました。

その後、長崎原爆資料館を訪れ、原爆の恐ろしさや核兵器の現状、核廃絶の取り組みについて学び、1日目を終えました。

主催者代表挨拶 安藤中央執行委員長

石橋みちひろ参議院議員

二日目の8日は、慰霊碑や原爆遺構を巡り、戦争や原爆被害の実相に触れ、平和の尊さを改めて感じました。午後には、長崎県協の井手議長が現地実行委員長挨拶、NTT労働組合「長崎県被爆者二世協議会」の栗山会長が被爆二世協の活動を紹介しました。

また、「万灯」や「折り鶴」の作成と展示が行われ、現地長崎の若手組合員が「戦争体験記」を朗読しました。

最後に、沖縄と広島から託されたピースフラッグが北海道協の山本副議長に引き継がれ、山本副議長は次の開催地沖縄へ平和のリレーをつなぐ決意を述べ、中央本部の小田嶋運動推進局長は「平和を創り育てるために、一人ひとりの行動が不可欠である」と訴え、集会を締めくくりました。

最終日となる9日は、電気通信労働者原爆被爆者慰霊碑において「電気通信労働者原爆被爆死没者慰霊式」を執り行い、原爆が投下された11時02分に参加者全員で黙祷を捧げました。

2024情報労連 平和四行動「第35回長崎平和フォーラム」の概要は動画でもご覧いただけます。

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