情報労連は2023年8月4日から6日にかけて、「広島ピースフォーラム2023」を開催し、全国各地から150名を超える組合員と退職者が参加しました。また、連合が主催する「連合2023平和ヒロシマ集会」にも参加し、一連の平和行動を展開しました。
初日の4日は、原爆投下直後の御幸橋周辺の写真を再現したCGや体験者の証言を通じて学び、その後、NTT労組広島原爆被爆者・二世協議会より、被爆当時の凄惨な状況や過酷な体験談が語られ、参加者全員で共有しました。
さらに、ピースボート国際コーディネーター 松村真澄氏による「核兵器はなくせる~そのために私たちができること~」と題した特別講演を開催を通じて、世界各国における核兵器廃絶の取り組み等について学習しました。
最後に、基町・比治山・袋町の3会場において情報労連による慰霊式を執り行い、参加者全員が黙祷とともに献水して電気通信に従事し、原爆の犠牲となった先輩方の御霊に対し冥福を祈り、初日は終了しました。
5日は、慰霊碑等を巡るピース・ウォーク、広島平和記念資料館の見学、被爆建物見学を行い、戦争・原爆被害の実相に触れた後、16時より「連合2023平和ヒロシマ集会」に結集しました。
その後、参加者全員で広島平和記念公園にある原爆ドーム前へ移動し、原爆の被害で亡くなられた方々を偲び御霊を慰める連合・原爆死没者慰霊式に参加し、平和への祈りを込めて、慰霊碑への献水や献花の奉納を行い二日目を終えました。
最終日となる6日は、ワークピア広島において、原爆が投下された8時15分に黙祷を捧げ、参加者全員による被爆体験記朗読を行った後に、全体を通した「まとめ集会」を開催しました。
沖縄から広島へとリレーされたピースフラッグが、長崎県協へと手渡され、「広島ピースフォーラム2023」の全日程を終了しました。
情報労連の平和行動のシンボルフレーズである「創り育てる平和」の想いを長崎、根室へつなげていきます。