【開催報告】情報労連 平和四行動「広島ピースフォーラム2026」

 情報労連は、8月4日から6日にかけて「広島ピースフォーラム2026」を開催し、全国各地から約150人の組合員・退職者が参加しました。

 期間中は、被爆地・広島の歴史や被爆の実相について学ぶとともに、平和の尊さや核兵器廃絶について考えるさまざまなプログラムを実施しました。また、連合が主催する「連合2026平和ヒロシマ集会」にも参加し、参加者一人ひとりが平和への思いを新たにするとともに、核兵器のない平和な社会の実現に向けた取り組みを展開しました。

 フォーラムの開会にあたり、主催者を代表して浦副中央執行委員長があいさつを行いました。

 はじめに、7月28日に発生した「令和8年(2026年)熊本地震」に触れ、被災された方々へのお見舞いを述べるとともに、現在の被災状況などについて言及しました。

 続いて、広島に投下された原子爆弾によって約14万人もの尊い命が奪われたことについて、「その一人ひとりに、かけがえのない日常があったことを忘れてはいけない」と強調しました。また、「万が一にも核兵器が使用されれば、計り知れない破壊と不幸と悲劇とがもたらされる。そのことだけをとっても、安易で不確実な核抑止論に与するべきではない」と述べ、核兵器廃絶と恒久平和の実現に向けて取り組むことの重要性を訴えました。

 最後に参加者に対し、「広島で見て・聞いて・感じたことを自分事として捉え、家族や友人に伝えてほしい」と呼びかけるとともに、署名活動への参加や選挙を通じて意思を示すことなど、一人ひとりの行動につなげていくことを訴えました。

主催者挨拶 浦副中央執行委員長

 導入学習では、NTT労働組合広島原爆被爆者・二世協議会の洲濵会長から、二世協議会の取り組みや被爆者が長きにわたり苦しんできた後遺症・差別、今年5月のNPT再検討会議で学んだことなどについてお話しいただきました。

 続いて、広島県原爆被害者団体協議会・被爆を語り継ぐ会の上野勢以子氏から、爆心地から1km地点で被爆した母親の体験や、被爆二世である自身の経験について、ABCC(原爆傷害調査委員会)の調査にも触れながらお話しいただきました。

 特別講演では、ピースボート国際コーディネーターの松村真澄氏が「核兵器廃絶をあきらめない~不安な時代を生きながら~」をテーマに講演。「政治への働きかけと市民の働きかけの両方が必要」と呼びかけ、核兵器も戦争もない世界の実現に向けた行動を訴えました。

 最後に、基町・比治山・袋町の3会場で情報労連による慰霊式を行い、参加者全員で黙祷・献花・献水を行いました。戦争・原爆の犠牲となった電気通信労働者の先輩方の御冥福を祈り、平和への思いを新たにしました。

 翌5日は、慰霊碑などを巡るピース・ウォークや広島平和記念資料館、被爆建物の見学を行い、戦争・原爆被害の実相に触れ、平和の尊さについて考えました。

その後、16時から「連合2026平和ヒロシマ集会」に参加。全国の情報労連組合員・退職者から寄せられた千羽鶴を献鶴するとともに、恒久平和の実現に向けて運動を続けていく決意を込めた「ヒロシマからの平和アピール」を参加者全員で確認し、二日目の行動を終えました。

 最終日の6日、参加者は原爆投下時刻の8時15分に黙祷を捧げ、被爆体験記を朗読した後、まとめ集会を開催しました。山崎政策局長は、広島で見て・聞いて・感じたことを周囲に伝えることが「創り育てる平和」につながると呼びかけました。また、石橋みちひろ参議院議員、森本しんじ参議院議員、鈴木よしとも組織内予定候補も駆けつけ、核兵器廃絶と恒久平和の実現に向けた決意を述べました。

 続いて、ピースフラッグが広島から長崎へと引き継がれ、最後に「情報労連・平和アピール―『創り育てる平和』を未来へ―」を参加者全員の拍手で採択。川野議長が「見て・聞いて・感じたことを、家庭や地域、職場などで伝え、次代へ語り継いでほしい」と呼びかけ、「広島ピースフォーラム2026」は全日程を終了しました。

石橋みちひろ参議院議員
森本しんじ参議院議員
鈴木よしとも組織内予定候補

広島ピースフォーラムの概要や現地での取り組みについては、過去に実施した「広島ピースフォーラム2025」の動画でもご覧いただけます。

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