【開催報告】情報労連 平和四行動「2026長崎平和フォーラム」

 「2026長崎平和フォーラム」は、「令和8年(2026年)熊本地震」の余震が続いている状況に加え、台風13号の接近を踏まえ、参加者の安全確保と混乱回避を最優先に考慮し、現地での開催を見合わせ、オンライン開催へ変更しました。

 8月7日の1日開催となったフォーラムには、約140人の組合員やその家族、退職者がオンラインで参加しました。当日は、中央本部ならびに長崎県協議会等を中心に、平和の尊さや被爆の実相を学び、核兵器廃絶と平和への思いを次世代につなぐため、以下の行動を展開しました。

 フォーラムの開会にあたり、主催者を代表して髙代副中央執行委員長があいさつしました。

 冒頭、「令和8年(2026年)熊本地震」により被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、現在の被災状況に触れました。

 そのうえで、「オンラインによる開催となり、内容を圧縮しての実施となったが、このフォーラムを平和を希求する契機とし、自分に何ができるのかを考える行動につなげてほしい」と参加者に呼びかけました。

 また、世界で核兵器をめぐる緊張が高まり、核戦争の危険性が増していることや、唯一の戦争被爆国である日本も軍備増強へと傾斜している状況に触れ、「平和を守る政治が必要である」と訴えました。

高代副中央執行委員長

 続いて、電気通信労働者原爆被爆者慰霊碑において、「電気通信労働者原爆被爆死没者慰霊式」を執り行いました。

 現地実行委員会を代表してあいさつした井手長崎県協議会議長は、「『長崎を最後の被爆地に』という誓いを胸に、情報労連は『創り育てる平和』をシンボルフレーズに、平和運動を粘り強く展開していくことを、この慰霊碑を前に誓う」と述べました。

 その後、原爆が投下された午前11時2分に参加者全員で黙祷を捧げ、献花、献鶴を行い、犠牲となられた方々のご冥福を祈りました。

最後に、NTT労働組合「長崎県被爆者二世協議会」の櫻井哲朗氏が、「世界から核兵器がなくなるまで、恒久平和と核兵器廃絶をめざす運動を続けていく」と誓いの言葉を述べ、慰霊式を終えました。

井手長崎県協議会議長

 午後からは、NTT労働組合「長崎県被爆者二世協議会」の山本浩さん・富子さんによる被爆体験証言が行われました。

 お二人は、戦時中の食事に苦労したことや、思想統制によって個人の自由が制限されていたこと、軍国主義的な教育が行われていたことなど、当時の生活にまつわるエピソードを交えながら、原爆投下時の自身の状況や周囲の悲惨な状況、被爆者が受けた差別について克明に語りました。

 そして、「戦争はやってはいけない」「核兵器はあってはならない」と強く訴え、参加者はお二人の貴重な証言に耳を傾け、被爆の実相と平和の大切さを共有しました。

 続いて、昨年12月にNTT労働組合「長崎原爆被爆者・二世協議会」が、被爆80年の節目に、被爆者の声や被爆二世の思い、これまでの活動などをまとめた「風化に抗して(第五集)」から、情報労連・入江優妃中央執行委員が、当時15歳だった土井昭義さんの被爆体験記「歩み続けよう」を朗読しました。

 被爆者の体験とその思いを次世代へつなぎ、平和について考える機会となりました。

 続いて、組織内「石橋みちひろ」参議院議員および2028年実施予定の第28回参議院議員選挙における組織内予定候補(比例代表)「鈴木よしとも」君から、核兵器廃絶と恒久平和の実現に向けた連帯のあいさつがありました。

 最後に、情報労連平和四行動をつなぐ「ピースリレー」を行いました。沖縄・広島とつないできたピースフラッグを、9月に開催される「北方領土返還要求平和行動IN根室」へと引き継ぎました。

 その後、情報労連総合組織局・白山部長から「情報労連平和アピール~創り育てる平和を未来へ~」を読み上げ、参加者全員で確認し、2026長崎平和フォーラムを締めくくりました。

 情報労連は、「長崎平和フォーラム」をはじめとする平和四行動を中心に、平和の取り組みを全国へと広げ、核兵器廃絶と世界の恒久平和の実現に向けた取り組みを粘り強く継続していきます。

 そして、情報労連の平和行動のシンボルフレーズである「創り育てる平和」への想いを、次の平和行動の地・北海道・根室へとつないでいきます。

長崎平和フォーラムの概要や現地での取り組みについては、過去に実施した「2025長崎平和フォーラム」の動画でもご覧いただけます。

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