情報労連は、9月5日(土)~6日(日)、2026年情報労連平和四行動の締めくくりとなる「2026北方領土返還要求平和行動IN根室」を開催しました。加盟組合から約90名の仲間が参加し、戦後81年を迎えるなか、樺太等における戦禍や北方領土問題について学ぶとともに、元島民の思いに触れ、北方領土返還に向けた取り組みを次世代へつないでいくことを参加者全員で共有しました。


初日の5日(土)午後から、釧路市内において「情報労連平和学習会」を開催しました。
冒頭、北野中央執行委員長は、戦後も続いた旧ソ連軍による北方領土・南樺太への侵攻や、「9人の乙女」をはじめ多くの一般市民が犠牲となった歴史に触れるとともに、ロシアのプーチン大統領による択捉島訪問など、北方領土問題をめぐる厳しい現状について言及し、「全国の仲間とともに、平和的解決を求める声を広げていきたい」と述べました。
続いて、北海道協議会・萩原議長は、本行動で学び、感じたことを職場や家庭、地域で伝え、次世代へつないでいくことが「創り育てる平和」につながると呼びかけました。


学習会では、北海道協議会中川事務局次長から、戦前・戦後の領土問題や北方領土問題の課題と取り組み、南樺太・真岡郵便局で起きた事件や、樺太からの引き揚げ船三隻の殉難などについて説明を受けました。
続いて、「後継者としての四島(しま)への想い」と題し、千島歯舞諸島居住者連盟の堀江則男氏から、北方領土が不法に占拠された経緯や当時の状況、元居住者とその家族の思いについて講演を受けました。その後、クイズ形式のワークショップで学習内容を振り返り、理解を深めました。
最後に、情報労連平和四行動をつなぐピースフラッグを、北海道協議会・萩原議長から沖縄県協議会・金城議長へ引き継ぎました。金城議長は、「2027年の平和行動へしっかりつないでいく」との決意を述べました。

翌6日(日)は、根室市の本土最東端・納沙布岬で開催された「連合2026平和ノサップ集会」に参加しました。
集会終了後には、情報労連参加者による「まとめ集会」を開催し、中央本部・田中運動推進部長から「情報労連平和アピール~創り育てる平和を未来へ~」を読み上げ、参加者全員で確認しました。

また、釧路-根室間を移動する車中において、「ジョバンニの島」と「樺太1945年夏 氷雪の門」を視聴しました。映像を通して、北方領土問題の実相や、真岡郵便局で犠牲となった「9人の乙女」の悲劇への理解をさらに深めました。
今回の行動を通じて、参加者は戦争の悲惨さや平和の尊さ、そして北方領土問題をめぐる歴史と現在の課題について学びました。
情報労連は、こうした学びや感じたことを一人ひとりが「自分ごと」として受け止め、職場や家庭、地域、そして次の世代へ伝え、つないでいくことを大切にしています。これからも、「創り育てる平和」を未来へつなぎ、世界の恒久平和の実現をめざして、情報労連平和行動を産別運動の根幹の一つとして取り組んでいきます。
「北方領土返還要求平和行動in根室」の概要や現地での取り組みについては、過去に実施した「2025 情報労連 北方領土返還要求平和行動in根室」の動画でもご覧いただけます。




