第31回『仕事量=ストレス量ではない』

みなさん、こんにちは。
株式会社アドバンテッジリスクマネジメントのキティこうぞうです。
今回は「ストレッサー(=ストレスの原因)」について勉強していただきます。
これは、ある30代後半の男性のお話です。

彼は若い頃から大型トラックの運転手をしていました。
しかし、最近体力の衰えを感じるようになってきました。
そして、度重なる長時間の運転と重い荷物の運搬により、若い頃には感じなかった仕事でのストレスを感じるようになっていました。
そこで、とうとうそのストレスに耐え切れなくなり、彼はバスの運転手に転職しました。

バスの運転手であれば、規則的な勤務になり、重い荷物も運ばなくてもよくなるのでストレスから開放されると思ったのです。
しかし、彼は1ヶ月も経たないうちにトラックの運転手に戻ってしまいました。
「トラックの運転手よりバスの運転手の方がよっぽど辛くてストレスがたまる」というのです。
理由を聞くと、「だって、トラックの荷物はしゃべらないけど、バスの乗客はしゃべってくるから・・・」だそうです。

ストレスの原因のことを「ストレッサー」といいます。
仕事のストレッサーには暑さ・寒さ・騒音などの物理的ストレッサーと病気・ケガ・疲労などの生理的ストレッサー、人間関係などの精神的ストレッサーがあります。
それぞれのストレッサーによるストレスの感じ方は人によって違います。
特に仕事の精神的ストレッサーには幅広い個人差があります。
仕事で人と話すことに強いストレスを感じる人もいれば、誰ともしゃべらずに一人で一日中事務仕事をすることにストレスを感じる人もいるのです。

大切なことは「仕事量=ストレス量ではない」ということです。
仕事量が多くて、物理的に、生理的に苦痛を感じる仕事でも、職場の人間関係がうまくいっていればストレスを感じずに仕事ができるのです。
職場での精神的ストレッサーを感じずに快適に仕事するために、普段から職場の人間関係をうまく保っていくことに心がけるとともに、自身のストレス解消法を身につけるようにして、心身ともに健康な会社生活を送りましょう。

「目(視覚)を優先する人」に対して「どこを見てるんですか」、「ピントがずれてる」など。
「耳(聴覚)を優先する人」に対して「みんなの評判が悪いよ」、「くどいこと言わせるなよ」など。

関連記事はこちら