核兵器を廃絶し 恒久平和の実現を!

「広島ピースフォーラム2013」は8月4~6日にかけて、広島市内で開催、約210人が参加しました。

【1日目】

冒頭、主催者を代表してあいさつした野田委員長は、「戦後68年を迎え、戦争の体験者が減少しており、平和に対する思い、核兵器をなくしたいという切なる思いが希薄化している。今こそ広島の実相を学び、平和を希求する、核兵器を廃絶する意思を固めあうフォーラムとしてほしい」と参加者に訴えました。

その後、広島市立大学広島平和研究所の水本和美副所長が「広島の被爆体験と核の危険性」と題して講演。水本副所長は、核兵器の危険性や広島から平和のメッセージを発信することの意義などについて述べました。

続いて、広島・原爆被爆者二世協議会が「被爆の実相」と題して講演し、軍都廣島の歴史や原爆による具体的な被害状況などを解説しました。

また、被爆体験証言として、同協議会の三浦幹雄さんが、被爆当時の生々しい体験を参加者に語りかけました。

【2日目】

基町・比治山・袋町の三会場で「情報労連慰霊式」を開きました。各慰霊式の会場では黙とうとともに献水が行われ、原爆によって犠牲となった人々の冥福を祈りました。

その後、原爆遺構や広島平和記念資料館などを見学し、連合2013平和廣島連合集会に参加しました。

【3日目】

原爆が投下された8時15分に参加者全員で黙とう。続いて、NTT労組・広島県グループ連絡協議会の若手組合員が、戦時中に旧日本軍が毒ガスを製造していた大久野島について解説しました。

行動の最後には、まとめ集会を開催、広島から長崎へと平和行動を引き継ぎました。

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