情報労連北海道協議会は、プルタブ回収8台目となる車いすを、札幌市にある「社会福祉法人『HOP(エイチ・オー・ピー)』」に寄贈しました。
車いすの贈呈にあたり、杉山議長より、「情報労連に加盟する組合員から寄せられたプルタブ収集の成果であり、22万組合員の思いが込められた車いすです。障がいのある方々のために活用いただきたい。」と伝えました。
竹田理事長からは、「社会福祉法人HOPは、障がいのある方々の“暮らし”と“仕事”をサポートするために設立した法人です。当法人の利用者の多くは、進行性難病などがあり常に車いすを利用していたり、知的障がいがあっても企業や作業所で働いたりしています。みんな病院や入所施設だけではなく、住み慣れた地域で仕事をしたり、暮らしていきたいという想いを持っています。
私たちは、そんな想いに応えるため、通所施設やグループホームを運営したり、ホームヘルパーの派遣を行ったりしています。利用者の中には、普段は車いすを利用していないのですが、「体調が悪いときに使いたい」、「外出のときに使いたい」といった方々も多く、あらかじめ施設に配備している車いすだけでは足りず困っていました。このたび、頂きました車いすについては、施設に通う利用者が幅広く使用できるように、施設の玄関に置かせていただき、外出や施設内での移動に活用させて頂くとともに、近隣地域において車いすが必要となった方に対する貸し出しも行いたいと考えております。今回の車いす寄贈について心より御礼申し上げるとともに、引き続きご支援の程よろしくお願い致します。」との感謝の言葉をいただきました。
今後は、労働組合として、福祉施設で働く労働者や福祉事業への支援に向け、「HOP」と連携し取り組むこととします。
全国の皆様のプルタブ収集に感謝するとともに、車いすの寄贈に向け、プルタブ回収の取り組みを行っていきます。
情報労連北海道協議会
事務局長 木下 哲志