米軍基地の負担軽減を一緒に考えて!

 

 6月23日からの3日間、2010沖縄ピースすてーじが開催され、全国から330人、地元から100人が集まりました。

はじめにあいさつをした濱元沖縄県協議長は、「米軍基地が過剰に残っている沖縄の現状を見て、聞いて、歩いて、これが日本全体の課題だと感じて、負担軽減をどうするのか一緒に考えてほしい」と強く訴えかけました。

2日目には嘉手納基地周回行動が実施されました。参加者は基地の外周17キロを行進し、周辺住民の暮らしと基地の問題を実感できた様子。「基地や爆音の大きさを体感し、衝撃を受けた」「あまりにも広大な基地の敷地に驚いたし、フェンスの中と外との違いを実感した」といった声が寄せられました。
(写真左:嘉手納基地周回行動)

3日目は、資料館や県内に残る戦跡を巡り、悲惨な沖縄戦の過去と現実の沖縄に触れます。「報道で見聞きする情報と、現地の方々の意見ではかなり差があると感じた。今後の自分の行動で少しでも改善できれば」と語る人や、「生の沖縄を知ったことで、沖縄の素晴らしさや問題点を知ることができた。職場や家族に水平転換したい」と語る人も。
(写真中:慰霊祭と記念植樹を行った「逓魂の塔」 写真右:普天間基地が見える嘉数高台)

国全体が揺れた今こそ、基地の問題を国民全員が考え、行動することが求められているのではないでしょうか。

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