8月4日から6日にかけて、広島市内で広島ピースフォーラムを開催しました。
全国から150人を超える仲間が参加しました。
原爆の日を迎える広島の地で、「被爆の実相」を学び、「戦争の悲惨さ」「平和の尊さ」を実感する取り組みです。
【8月4日】
初日の講演では、NTT労組広島原爆被爆者・二世協議会副会長の松木忠生さんから、被爆にあったご自身の体験から今日に至るまでの状況について証言を伺いました。
続いて、特別講演としてピースボート共同代表川崎哲さんから「核兵器禁止条約 成立の意義とこれからの課題」と題し日頃の活動と核兵器の非人道性、核兵器禁止条約の制度について学びました。
また、組織内・石橋みちひろ参議院議員も駆けつけ、核兵器廃絶に対する思いが述べられ、全体で思いを共有しました。
夕刻にはNTT基町ビル、袋町ビル、比治山ビルで、それぞれ慰霊式を行いました。
【8月5日】
35度を越える猛暑の中、ピースウォークとして午前中は広島平和記念公園、広島平和記念資料館を見学。
午後はバスにて市内の被爆建物を実際に「見て・聞いて・感じる」行動を行いました。
夕刻から連合「平和ヒロシマ集会」と「原爆死没者慰霊式」に参加し、
柴田書記長が情報労連を代表して献鶴を行いました。
【8月6日】
原爆投下時刻である8時15分に合わせ、「平和記念式典」の映像を見ながら参加者全員による黙祷を捧げました。
原爆詩、被爆体験記朗読や広島グル連frage(フレージ:若手組合員)による発表、パネル展見学を行いました。
最後のまとめ集会では水野組織対策局長によるまとめ挨拶と、広島から長崎へピースフラッグのリレーが行われました。
参加者一同、「被爆の実相」を「見て・聞いて・感じて」が体験できたフォーラムとなりました。今後は恒久平和の実現にむけて一人一人が「考え、行動」していきます。