原爆の地で想いをつなぐ

8月6日は、65年前、広島に原爆が投下された日。情報労連は4日から6日にかけて、広島の地でピースフォーラムを開催しました。

全国から集まった210人の参加者が、原爆の悲惨さを学び、犠牲者に想いを重ね、未来の平和を願った3日間。初日はヒロシマ平和メディアセンター長の田城明さんに講演をいただき、核兵器の今を知りました。

5日は原爆遺構を巡り、当時から残る被害のすさまじさを実感。その後、佐々木祐滋さんのピースコンサートで、音楽を通じて核兵器廃絶への想いを共有しました。佐々木さんは『原爆の子の像』のモデルとなった佐々木貞子さんの甥。禎子さんをモチーフにした曲『INORI』には、平和を願う想いが溢れていました。さらに同日夕方からは、基町・比治山・袋町の三会場で「情報労連慰霊式」を行い、犠牲者の冥福を祈りました。

最終日である6日、8時15分、全員で黙祷。NTT労組退職者の会の下畠さんの語る被爆体験、若手組合員による大久野島(毒ガス製造工場があったため、秘密の島として終戦まで地図から消されていた島)に関する発表を聞き、平和への想いをあらたにしました。

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