第1回 働くってホントに楽しいの!?

学生と情報労連との交流会(東京・市ヶ谷の法政大学で) グループディスカッションの後にまとめをする法政大学・藤村教授

6月10日に行われた記念すべき初の明日知恵塾。『働くってホントに楽しいの!?』をテーマに、法政大学・藤村教授のゼミ生を中心とした学生18人と、情報労連の若手組合員25人がディスカッションしました。

明日知恵塾の魅力はなんといっても、ここでしか聞けないリアルな社会人の実態。「分からないことがあっても周りに聞きづらい雰囲気の職場」「数字に縛られる職場」「顧客と会社の板ばさみ」「遅くまでつづく残業」などなど、学生が不安になるような話も飛び出します。こんな話、企業の説明会ではとても聞けません!

こうなると学生が気になるのは、「どうして仕事をつづけてこられたのか?」。先輩社会人たちは、ほめられたときの嬉しさや、感謝されたとき、何かを達成したときの満足感など、働く中にある喜びとやりがいを伝えてくれました。

藤村博之教授は「働く」ことのキーワードに「仲間」と「成長」の2つをあげています。「自分にはむずかしいと思える仕事に直面したときでも、仲間の助けがあれば乗り越えることが可能だ。仕事は人と人とのコミュニケーションによって成り立っている。大切なことは仕事で困ったら仲間の助けを借りる、仲間が困っていたら率先して助けてあげることだ」と力説しました。

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