10月6日、明日知恵塾の第7回目が開催されました。今回の参加者は、11人の学生と社会人19人。継続して参加している社会人を中心に、ディスカッションの進行もスムーズになってきました。
社会人の日常を紹介する「現場のある1日」では、NTT東京電話帳労組の河合美枝さんから「営業」の仕事についての講演がありました。会議や打ち合わせなどの進行方法など失敗談を交えた紹介に、学生からは「営業職のつらいところはどこか」「やりがいを感じるときはいつか」など、質問が飛び出しました。
グループディスカッションのテーマは「会社のしくみ~組織から学ぶもの」。「実際に働いてみてイメージが変わったことは」「仕事をスムーズにこなすには」という質問に、「自分一人の仕事も、他の部署や、その他の多く人々に支えられてこそ成り立つ」といった体験談も出ていました。
各グループからの発表を受けた法政大学・藤村教授は、「一人の仕事もさまざまな人の支えで成り立っている。コミュニケーションを図ることもその重要な基礎となる」と、日常生活で見落としがちな視点について、あらためて話していました。