みなさん、こんにちは。
株式会社アドバンテッジリスクマネジメントのキティこうぞうです。
前回の心理テストはやっていただけましたか。
前回の「キティのメンタルコラム」を読んでいない人のために、もう一度お話しすると、
自分のおでこに指でアルファベットの「E」の文字を書いて、相手に見てもらってください。
ちゃんとした「E」が書けているかどうか教えてもらってください。
相手から見て「E」と読める方向で書いた人は「ストレスがたまりやすい人」、相手から見て「ヨ」と読める方向(反対のE)で書いた人は「ストレスがたまりにくい人」です。
さて、今回はこの心理テストの解説をしてみたいと思います。
この心理テストを行うと、相手から見て「E」と読める方向で書いた人と相手から見て「ヨ」と読める方向で書いた人が大体半分ずつに分かれます。
家族4人で行うと2対2に分かれるようにできているテストなのです。
では、どうして相手から見て「E」と読める方向で書いた人は「ストレスがたまりやすい人」で、相手から見て「ヨ」と読める方向で書いた人が「ストレスがたまりにくい人」になるのか。
それにはちゃんとした根拠があります。
まず、相手から見て「E」と読める方向で書いた人は、いつも「人から見て何が正しいのか」という他人からの視点で物事を考えています。
つまり、その人は「私は人から正しく思われているか」と、いつも人の目を気にしているので「ストレスがたまりやすい人」なのです。
だから無意識のうちに人から見て正しいものを見せようとして、相手から見て「E」と読めるように書くのです。
一方、相手から見て「ヨ」と読める方向で書いた人は、反対に書いたからといって別におかしいわけではありません。
人から見て反対に書いたということは、その人は自分のほうから見て正しく読める「E」を無意識のうちに書いているのです。
つまり、その人は考え方の視点が自分にある人で自己表現がちゃんとできるすばらしい人なのです。
だから、自分をしっかり持っているから「ストレスがたまりにくい人」なのです。
さて、この心理テストで最大の注意点は「ストレスがたまりにくい人」という結果が出た人は決して安心してはいけないということです。
「よかった、私ストレスがたまりにくい人だった」と一瞬思いませんでしたか。
ダメですよ。
なぜなら、「ストレスのたまりにくい人」は「周りの人にストレスを与える人」になっているのです。
この続きは次回にお話します。