第5回 インターネットはなぜつながるの!?

なごやかな雰囲気の中で行われる「明日知恵塾」

明日知恵塾第5回目は、東京・法政大学で開催されました。今回桜美林大学の学生が加わり、計21人が参加。参加する社会人の対応とディスカッション、プレゼンテーションの内容が、回数を重ねるごとに充実してきたようです。

今回のテーマは「インターネットはなぜつながるのか」。NTT労組コミュニケーションズ本部の松本卓矢さんがしくみを解説した後、日本コムシス労組の保坂誠さんから、接続現場の一日の様子を写真つきで説明してもらいました。「しくみ」と「現場」の両面からの説明がわかりやすかった、と学生たちからも好評でした。

グループディスカッションのテーマは「働くってどういうこと」。学生は「営業といってもイメージがわかない」「人間関係で困ったことは」など、疑問に感じたことを次々に質問していきます。社会人は「会社に入ってもすぐにやりたいことができるわけではない」「飲みニケーションも大切」などと答えていました。数回参加している社会人は学生とのコミュニケーションに慣れ、たくさんの質問を引き出していました。

明日知恵塾は、『情報労連21世紀デザイン』が掲げる社会貢献活動の一環として2006年6月からスタートした職業教育プロジェクト。社会人とのディスカッションやプレゼンテーションなどを通じて、学生に職場の最前線を伝えています。参加した学生からは「会社の説明会より聞きたいことが聞ける」という声も上がっています。

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